第2回では無形資産について解説しました。無形資産とはブランド、特許、行政の認可とのことでした。今回は無形資産のラスト「乗り換えコスト(やめられないとめられない)」について解説します!
顧客の乗り換えすコストとは
【顧客の乗り換えコスト一覧】
・顧客の事業に密接にかかわる
・金銭的な面
・再訓練
顧客の事業に密接にかかわる
乗り換えによる不安が発生する。
乗り換えた結果が予想できない。
これらは乗り換えコストといえます。
【例えば】
会計ソフトや、データーベースを構成するソフトとまたそのオペレーションソフト、同様にハード同士を組合わせ、成立する機械システム(トラマン等)は使用している顧客の事業に密接にかかわります。
それらのシステムダウン、システム移行によるエラーが事業へ与える影響は大きく、乗り換え難さにつながり、そのシステムを提供する会社は将来的な利益を確保する可能性が高くなります。
金銭的な面、再訓練
仮に、システムの乗り換えを決断しても、乗り換え先が圧倒的に低価格だったとしても、それを使う従業員の再教育にはお金、時間がかかります。
更にそのシステム・機械を外注先が使う場合など、再訓練は自社の従業員だけではなく、新しい乗換先にも伝播します。
【例えば】
乗り換えた結果、お金・時間がかかるだけなら良いですが、命がかかる場合はどうでしょう?
飛行機、自動車の製造・開発パートナーを乗り換えた結果、最初から自社製品を学習させるコストも発生し、製品の安全性・信頼性も担保されるとはかぎりません。短期的にコストが下がっても中長期的にコストがかかり続ける可能性が高いです。
つまり、乗り換えで今後の事業展開、継続に不安を感じるような商品を提供できている会社には、乗り換えコストの堀がある事になります。
まとめ
以上から
乗り換えコストには
・顧客の事業に密接に関わる
→通常業務に組み込まれて乗り換えが面倒。乗り換え後の結果や振る舞いが想像できない。
・金銭的な面、再教育
→自社の再教育、協力先の再教育も必要である。信頼性、安全性を担保しにくい。
まとめると、
「乗り換えた結果、事業展開が不安になる」こういった商品を提供できる会社には堀があると考えられるかもしれません。
以上、乗り換えコストを紹介しました。
皆様の投資人生のご一助になれば幸いです。失礼します。
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